男子は群雄割拠の戦国時代…織田、ファイナル組下克上だ

[ 2012年12月21日 06:00 ]

公式練習で4―3回転のコンビネーションジャンプを決め好調をアピールした織田

フィギュアスケート全日本選手権

(12月21日 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 下克上は俺に任せろ。21日に男子SPを控え、織田信成(25=関大大学院)が公式練習で4―3回転の高難度コンビネーションを2度決めるなど、絶好調をアピール。「リンクの感触も良くて、ジャンプも跳びやすかった。この調子で頑張りたい」。

 今月上旬のファイナルは、高橋が日本男子で初めて優勝、18歳の羽生も2位に入っただけでなく、小塚と町田を加えた4人が出場。大激戦の日本男子だが、左膝故障からの復帰シーズンとなった織田は、ファイナルには進出できなかった。「悔しい思いで練習をしてきた」。世界選手権切符を獲得するためには、ファイナル組を撃破するしかない。

 「練習してきたことを全部出し切りたい」。群雄割拠の日本男子フィギュア界。下克上の主役は、戦国武将・織田信長の末裔(まつえい)で決まりだ。

続きを表示

2012年12月21日のニュース