JOCに返還命令の通知 補助金問題で約4千万円

[ 2012年12月21日 23:05 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は21日、会計検査院から11月に過大交付だったと指摘された専任コーチへの補助金問題で、文部科学省から約4400万円の返還命令の通知があったことを明らかにした。返還額は会計検査院の調査で新たに判明した分となる。

 補助金問題では、自己負担を回避する目的の寄付による不適切な還流が3月にJOC調査で発覚した10団体に加え、日本馬術連盟と日本フェンシング協会で新たに判明。さらに日本近代五種協会など3団体で専任コーチの活動実態がないにもかかわらず、報酬が支払われていたと指摘された。

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2012年12月21日のニュース