元武蔵丸、来春にも独立 武蔵川部屋を再興へ

[ 2012年12月21日 20:03 ]

 大相撲の武蔵川親方(元横綱三重ノ海)は21日、弟子で元横綱武蔵丸の大島親方(41)=本名武蔵丸光洋、米ハワイ州出身=が来春以降に独立し、武蔵川部屋を再興することを明らかにした。これまで外国出身の部屋持ち師匠は元関脇高見山の東関親方(米国出身)しかいない。

 武蔵川部屋は藤島親方(元大関武双山)が2010年9月に継承し、名称が藤島部屋となった。武蔵川親方と大島親方は同部屋付き。

 武蔵川親方は来年2月に65歳で定年退職するため、大島親方が年寄「武蔵川」を襲名する予定。既に独立への準備を進めており、武蔵川親方は「私が定年した後に名跡を継がせたい。弟子がいないと部屋を興せないから、今は一生懸命に探しているようだ」と話した。

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2012年12月21日のニュース