元北桜が式秀部屋継承 式秀親方は65歳定年

[ 2012年12月21日 18:59 ]

 日本相撲協会は21日、小野川親方(41)=元幕内北桜、本名向英俊、広島県出身、北の湖部屋=の来年1月4日付での年寄「式秀」襲名と、式秀部屋継承を承認したと発表した。式秀親方(64)=元小結大潮、本名波多野兼二、福岡県出身=は同日に65歳となるため定年退職する。

 式秀親方は1962年初場所に時津風部屋で初土俵を踏み、元力士だった小野川親方の父親は同部屋で弟弟子に当たる。史上3位の通算964勝を記録した式秀親方は92年4月に茨城県龍ケ崎市に部屋を創設。後継者に向け「彼のやりやすいようにやり、相撲を普及させてほしい」と話した。

 関係者によると、小野川親方が継承後、時津風一門の式秀部屋は同親方が所属する出羽海一門に移る方向という。

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