有村　後輩とのＶ争い歓迎「私も頑張ろうと思える」

２番、フェアウェイを見る有村智恵

女子ゴルフツアー　スタンレー・レディース第２日

（7月14日 静岡県裾野市　東名カントリークラブ＝６５２０ヤード、パー７２）
　有村は後輩との優勝争いを歓迎した。最終日は大和、森田の３人で最終組で回る。「東北高の選手が頑張ってるとうれしいし、私も頑張ろうと思える」。アース・モンダミン杯でも最終組の１つ前で、優勝を懸け後輩の木戸と一緒にプレーした。「あの時は凄くうれしかった。今回も楽しみたい」というものの「優勝にはこだわってプレーする」と逆転Ｖに照準を合わせた。

　２番からプレーを再開したこの日は、５番のティーグラウンドで霧のために１時間以上待たされた。それでも気持ちを切らすことなく、２日間で５バーディーを奪って６７の２位でホールアウトした。１８番でも２．５メートルのパーパットを粘り強く沈めてノーボギーで切り抜けた。今季２勝目を懸けて臨む最終日。相性のいいコースで、大会３度目の優勝と連覇にも挑む。

　　▼４位・佐伯三貴　よく耐えたなというゴルフ。グリーンが重いので、パットがショートしてもイライラしないようにしたい。（ノーボギーの６８で首位と２打差）

　▼６３位・横峯さくら　全体的に最悪でした。ちょっとおかしいというか、全く修正が利かなかった。（競技短縮で予選通過は７０位まで。２つのダブルボギーを叩くなど辛くも予選を突破）