初優勝から一転…旭天鵬　初日から８連敗

大相撲名古屋場所８日目

（7月15日 愛知県体育館）
　先場所に平幕で初優勝した旭天鵬が、初日から８連敗となった。

　７日目までに横綱、大関戦を終えて仕切り直しのはずだったが、足を滑らせて無念のつきひざ。１場所１５日制が定着した１９４９年夏場所以降、優勝者が翌場所で８日目に負け越すのは休場を除いて初めてで「やっちゃった。優勝したら次も勝つと思うけど、これが普通」と苦笑いを浮かべた。

　９日目に先場所の優勝決定戦でぶつかった栃煌山と当たる。相手もまだ１勝と苦しんでおり「向こうも疲れているんだよ。先場所に力を出したから」と冗談交じりに話した。