横審総見の一般公開取りやめ 相撲教習所で実施へ

[ 2012年7月15日 15:49 ]

 日本相撲協会は15日、愛知県体育館で理事会を開き、9月1日に実施する横綱審議委員会(横審)による秋場所前の稽古総見について、これまでの一般への無料公開を取りやめ、東京・両国国技館内の相撲教習所で関係者を集めて行うことを決めた。

 稽古総見は年3回の東京での本場所前に開催する。相撲協会は2年前の野球賭博問題を機に、人気回復策の一環として、夏場所前に限定していた本土俵での無料公開を、2010年秋以降は毎回実施していた。八角広報部長(元横綱北勝海)は「違う形のファンサービスをいろいろ考えている」と説明した。

 理事会では、8月21日に国技館で全協会員に対してドーピングに関する講習会を開くことを決めた。また、来年のジャカルタでの海外巡業を検討していることも報告された。

続きを表示

2012年7月15日のニュース