杉本&森原組が初V 昨年日本一の貫禄見せつけた

[ 2012年4月9日 06:00 ]

ダブルスの部を制し、笑顔の杉本(左)と森原

 スポニチ主催第57回全日本女子選抜ソフトテニス大会が8日、東京体育館で行われた。ダブルス32組、シングルス8選手によるトーナメントで争われ、ダブルスは昨年の全日本優勝ペア、杉本瞳・森原可奈(東芝姫路)組が森田知尋・藤崎安葉(ナガセケンコー)組を5-0のストレートで下し初優勝。シングルスは平久保安純(和歌山信愛女短大付高)が高校生として大会初の優勝を果たした。

 昨年の日本一ペア、杉本組が貫禄の優勝。今大会は初優勝とあって「初めてなのでうれしい」とともに喜びを爆発させた。初戦から危なげない内容で、苦戦したのは3ゲームを落とした準決勝だけ。決勝では若い森田組につけいる隙を与えなかった。昨年の単複日本一で正確なストロークの杉本、ペアの森原は男子並みの強力なスマッシュが武器。昨年の世界選手権では決勝でライバル・佐々木組に敗れており、今季は11月のアジア選手権制覇が目標。「まずは5月の代表選考会で勝つこと」と口をそろえた。

 ▼シングルス優勝・平久保安純 社会人選手が相手なので、向かっていこうと考えていました。お客さんの入った試合で勝てて本当にうれしい。これからもシングルス、ダブルスとも頑張っていきたい。

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2012年4月9日のニュース