五輪メンバーは男子13女子14の27人 予想下回る

[ 2012年4月9日 06:00 ]

競泳ロンドン五輪代表選考会兼日本選手権最終日

(4月8日 東京辰巳国際水泳場)
 ロンドン五輪の代表メンバーは男子13、女子14の計27人に決まった。選考会前に上野広治競泳委員長が予想していた35人を大幅に下回り、31人だった前回の北京五輪からも減ったが、平泳ぎの北島らメダルが期待される選手は順当に代表入りした。

 ロンドン五輪では金メダルを含む8個のメダルを目標に掲げている。昨年の世界選手権では金メダルなしに終わったが、今回は男子200メートル平泳ぎの北島、立石、女子200メートルバタフライの星が世界選手権の金メダルタイムを上回った。過去2大会で各1人だった高校生も今回は4人が代表入り。男子自由形、女子背泳ぎの不振など誤算もあったが、平井伯昌ヘッドコーチは「高いレベルの記録が出た。いいメンバーだと思う」と顔ぶれに手応えを得ていた。

 ▽ロンドン五輪代表選考基準 一発勝負の選考会となる今大会で、原則として各種目の決勝で日本水連が設定した派遣標準記録を突破し、2位以内に入れば自動的に代表となる。

続きを表示

2012年4月9日のニュース