史上最年少18歳の日本代表・藤田 初陣はノートライ

[ 2012年4月1日 06:00 ]

<日本・イングランド>前半、突進する日本・藤田(中央)

 7人制ラグビーのワールドシリーズ「東京セブンズ2012」が31日に東京・秩父宮ラグビー場で開幕し、1次リーグA組の日本はイングランド(5―15)、フィジー(7―26)、フランス(5―24)に3連敗した。史上最年少で日本代表に選ばれた藤田慶和(18)は全3試合に出場。東福岡高から早大に進学した逸材はノートライに終わった。A組最下位の日本は9位以下決定トーナメントに回り、1日の初戦でポルトガルと対戦する。

 秩父宮デビューの藤田は高校生最後の日を不完全燃焼で終えた。第2戦のフィジー戦では前半5分に自陣から約50メートル走り、宇薄のトライにつなげる見せ場をつくった。しかし、強風と雨の影響で持ち味の快足を生かせず、自身はノートライでチームも3連敗。早大に進学したスーパー18歳は「きょうの出来は30点ないかもしれない。あしたは積極的にボールをもらってトライを決めたい」と巻き返しを誓った。

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2012年4月1日のニュース