長谷川、松本、藤村がレスリング五輪代表に決定

[ 2012年4月1日 06:00 ]

 レスリングのロンドン五輪アジア予選第2日は31日にカザフスタン・アスタナで6階級を行い、男子グレコローマンスタイルで55キロ級の長谷川恒平(福一漁業)が1位となり、2位となった60キロ級の松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)と66キロ級の藤村義(自衛隊)とともに各階級上位2人に与えられる五輪出場枠を獲得した。

 3人は日本協会の選考基準を満たし、いずれも初となる五輪代表に決まった。74キロ級の鶴巻宰(自衛隊)84キロ級の天野雅之(中大職)と男子フリースタイル120キロ級の荒木田進謙(専大ク)は初戦で敗退し、今回での出場枠獲得はならなかった。

 ◆長谷川 恒平(はせがわ・こうへい=男子グレコローマンスタイル55キロ級)10年広州アジア大会金メダリスト。09~11年世界選手権代表。昨年の全日本選手権で5連覇。日体大大学院出、福一漁業。1メートル64。27歳。静岡県出身。

 ◆松本 隆太郎(まつもと・りゅうたろう=男子グレコローマンスタイル60キロ級)10年世界選手権で銀メダル。広州アジア大会で銅メダル。フリー84キロ級の篤史は弟。日体大出、群馬ヤクルト販売。1メートル68。26歳。群馬県出身。

 ◆藤村 義(ふじむら・つとむ=男子グレコローマンスタイル66キロ級)09、10年世界選手権代表。10年広州アジア大会で銅メダル。昨年の全日本選手権で2度目の日本一。徳山大出、自衛隊。1メートル74。30歳。山口県出身。

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2012年4月1日のニュース