松岡修造氏 愛弟子称賛「彼の人生で一番大きな勝利」

[ 2012年2月13日 06:00 ]

愛弟子、錦織のプレーを称賛した松岡修造氏

男子テニス国別対抗戦デ杯ワールドグループ1回戦最終日

(2月12日 三木市ブルボンビーンズドーム)
 主宰するジュニアキャンプ「修造チャレンジ」に当時11歳の錦織を招集し、その才能を見いだした松岡修造氏(44)はテレビ解説で愛弟子のプレーを見て「メンタルが強くなった。きょうの試合で世界トップ10に入ることを証明した」と称えた。

 初日に錦織を下したカロビッチは周囲に「フェデラーに勝った時よりも調子がよかった」と明かしたという。松岡氏は「圭は日本のファンの前で心をズタズタにされた。最初は硬かったが彼の目指すウィンニング・アグリー(格好悪く勝つ)で勝った。どん底からはい上がって彼のテニス人生で一番大きな勝利となった」と話した。同氏は今回の経験がロンドン五輪にプラスになったという。「日本を背負ってプレーしている気持ちが伝わってきた。この緊張感はプレーをした人しか分からない。これを五輪につなげてほしい」とエールを送った。

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2012年2月13日のニュース