大ベテランの死を悼む 杉原輝雄氏お別れの会

[ 2012年2月13日 17:57 ]

 昨年12月28日に74歳で死去した男子プロゴルファー、杉原輝雄氏のお別れの会が13日、大阪市内のホテルで開かれ、ともにゴルフ界をけん引してきた青木功、尾崎将司、中嶋常幸ら選手、関係者約700人が参列し、生涯現役を貫いた大ベテランの死を悼んだ。

 160センチと小柄な体格を正確なショットやパットで補ってプロ通算63勝(海外1勝、シニア6勝含む)。1998年の前立腺がん公表後もプロ人生を優先して手術を拒んだ。69歳の青木は「死ぬまで現役という杉原さんの遺志を継いでいきたい」と誓い、65歳の尾崎将は「自分も道を突き進みたい。最後まで生きざまを見守っていてほしい」としんみりと語った。

 会場には優勝カップや愛用のゴルフクラブなど数々の遺品が飾られ、一般の参列者は300人以上が献花に訪れた。

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2012年2月13日のニュース