添田も高速サーブに屈す「弱点見つからず…」

[ 2012年2月13日 06:00 ]

<デ杯最終日 添田豪・カロビッチ>ポイントを奪われ、悔しげな表情を見せる添田

男子テニス国別対抗戦デ杯ワールドグループ1回戦最終日

(2月12日 三木市ブルボンビーンズドーム)
 2メートル8のカロビッチの高速サーブに添田も沈んだ。初日のシングルスでは4時間5分の激闘の末に日本勢のワールドグループ初勝利を挙げたが、この日はわずか1時間48分、ストレートで敗れた。

 第1セットはサービスゲームを全てキープ。6―6まで粘ったが、タイブレークを落としたのが全てだった。「最初にブレークされると不利になる。2セット目からは、それがプレッシャーになり、盛り返さないといけない気持ちが空回りした」。第2セットは1ゲームしか奪えずに落とし、第3セットで力尽きた。カロビッチのここまでの2試合を研究したものの「弱点も見つからなかった」と肩を落とした。「今後は小さな差を埋めていくことが課題」と口にし、世界ランク90位からの浮上を目標にしていた。

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