フリーブレイズ黒星発進「いい結果が欲しかったのに」

[ 2011年9月18日 06:00 ]

アジアリーグ第1日

(9月17日)
 7チームが総当たり6回戦で争うリーグ戦が17日、日韓3都市で開幕し、連覇を狙うフリーブレイズは本拠地・八戸で日本製紙と対戦。第2ピリオドに先制点を許すと、日本製紙の守りを崩せず0―1で敗れた。アイスバックスは終了直前に同点とされたが、GWSの末に王子を4―3で下した。

 地元・八戸ファンの前で白星スタートを切れなかったフリーブレイズの若林監督は「多くのファンの熱気を感じ、いい結果が欲しかったのに」と悔しがった。郡山、八戸を中心に東北を本拠地とするだけに大震災の後は被災地訪問、チャリティーイベント、ボランティア活動を積極的に行い「被災地をホームとするチームとして頑張ろう」を合言葉に、連覇に向けたシーズンに臨んだ。しかし3人の新外国人選手の合流が遅れたこともあり日本製紙に零敗。それでも「あしたは期待してほしい」と白星を誓った。

 <アイスバックス 一丸で勝ち点2>昨季国内勢で唯一プレーオフに進めなかったアイスバックスが、王子相手に勝ち点2の好スタート。村井監督は「最初は動きが硬かったが、最後はチームの気持ちがまとまり勝利をもぎ取った」と話した。今季は新外国人、新人、移籍組を含めて12人の大量補強。チームとしての仕上がりも早く、日韓6チームが参加したプレシーズン大会でも2位になっている。開幕戦でも期待の新外国人コザックが1点目、GWSでもコザック、ボンクの2人が決め、台風の目となりそうだ。

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2011年9月18日のニュース