日本テニス 27年ぶりワールドグループ復帰

[ 2011年9月18日 15:27 ]

シングルスでインドのビシュヌ・バルドゥハンを破り、喜ぶ錦織圭

 男子テニスの国別対抗戦、デ杯のワールドグループ入れ替え戦、日本―インド最終日は18日、東京の有明コロシアムで行われ、通算2勝1敗とリードしていた日本はシングルスで錦織圭(ソニー)がビシュヌ・バルドゥハンに7―5、6―3、6―3で勝ち、世界の上位16チームで争う来年のワールドグループへ27年ぶりの復帰を決めた。

 世界ランキング55位の錦織は第1セット、5―5からの相手サービスゲームを破って抜け出し、第2セット以降も正確なストロークで同456位のバルドゥハンを押し切った。添田豪(空旅ドットコム)とロハン・ボパンナの最後のシングルスは第1セット途中でボパンナが棄権し、最終成績は日本の4勝1敗となった。

 ▼錦織圭の話 目標のワールドグループ入りを果たせてうれしい。最初は緊張もあったが、サーブが良かったので焦らずに戦った。チームで戦う楽しさを感じた。

 ▼竹内映二・日本監督の話 この4人がそろわないと勝てなかったし、錦織抜きでは戦えなかった。錦織はトップ30を、ほかの3人はトップ100入りを目指して力を上げていきたい。

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