21日トンガ戦…日本“高速ラグビー”で1勝だ!

[ 2011年9月18日 06:00 ]

ケリケリ入りしたラグビー日本代表のジョン・カーワン・ヘッドコーチ(左から2人目)ら

ラグビーW杯ニュージーランド大会

 ラグビー日本代表は17日、ハミルトンからチャーター機で次の合宿地となるケリケリに移動した。ジョン・カーワン・ヘッドコーチ(46)は次戦トンガ戦(21日、ファンガレイ)に向け、高速ラグビーで91年大会20年ぶりのW杯勝利を誓った。また、1次リーグ3試合が各地で行われ、D組は前回覇者の南アフリカがフィジーを49―3で下し、2連勝を飾った。

 ニュージーランド戦で7―83の惨敗から一夜明け、カーワン・ヘッドコーチは「悔しさは全くない。われわれは長い道のりを考えてやっている」とあらためて第3戦以降が勝負であることを強調した。その上で、次戦のトンガ戦については「ボールキープと速いラックが必要になる」と素早い攻撃で崩す青写真を描いた。

 トンガは前回大会で米国、サモアを破り、南アフリカ、イングランドと好勝負を演じた侮れない相手。今大会は第2戦カナダ戦で逆転負けして2連敗し、日本戦は負けられない。それでも指揮官は「接戦になるが、ジャパンの流れをつかめる」と現在5連勝中の相手に自信を見せた。

 チームはCTB今村(神戸製鋼)とSH吉田(東芝)が負傷離脱することになり、カーワン・ヘッドコーチは代わりの選手をメンバー登録する意向を示した。離脱者続出の状況でNo・8菊谷主将は「疲れているけど次はビッグゲーム。気持ちを切り替えて臨みたい」と闘志をかき立てた。

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2011年9月18日のニュース