湯元 銅メダルと五輪出場枠獲得「ほっとしている」

[ 2011年9月18日 08:04 ]

男子フリー60キロ級で銅メダルを獲得した湯元健一

 レスリングの世界選手権第6日は17日、トルコのイスタンブールで行われ、男子フリースタイル60キロ級の3位決定戦で2008年北京五輪3位の湯元健一(ALSOK)がディディエ・パイス(フランス)に2―0で完勝し、今大会の日本男子で初のメダルとなる銅メダルを獲得した。

 26歳の湯元健は、5位までに与えられるロンドン五輪出場枠を今大会の日本男子では初めて獲得。12月の全日本選手権で優勝すれば、日本協会の選考基準をクリアして同五輪代表に決まる。

 ▼湯元健一の話 ほっとしている。(弟の)進一に「表彰台に上がってくれ」と言われていたので、とりあえず少し(悔しさを)返せたかな。今が自分のレスリングの熟成期。ロンドン五輪では金メダルを勝ち取りたい。
 ▼佐藤満・日本協会男子強化委員長の話 (湯元健はメダルを)よく取ってくれた。うれしいし、ほっとした。ただ準々決勝で慎重にいきすぎた。課題はあるが、やっていることは間違っていない。(共同)

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2011年9月18日のニュース