栄養士&分析班 吉田ら女子代表に強力“支援団”

[ 2011年9月13日 06:00 ]

世界選手権を前に調整する吉田沙保里

 ロンドン五輪でもメダルラッシュの期待がかかるレスリング女子に手厚いサポート態勢が整った。今回の世界選手権から文部科学省が推進する「マルチサポート事業」を利用した“支援団”が同行。11日の初練習から早速、始動している。

 今回同行したのは減量食などを作る栄養士と、国立スポーツ科学センターから派遣された映像分析班など。出場全選手にiPadを配布し、映像班が撮ったビデオを試合会場の控室で確認できるシステムは、すでに柔道も利用済み。だが、レスリング女子の場合、五輪前年の大会は本番で実施される4階級に流入する選手が多いため、前年までの情報が極端に少ない選手も多く、効力は大きい。大会9連覇を狙う吉田沙保里(28=ALSOK)も「多くの方に支えられているのを実感しているので、ぜひ期待に応えたい」と話した。

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2011年9月13日のニュース