遼2年連続欠場で波紋…JGTO、来季までに罰則強化

[ 2011年9月13日 06:00 ]

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は12日、都内で理事会を行い、来季までに同一大会で2年連続欠場した場合の罰則を強化する方針を固めた。

 先週のトーシン・トーナメントでは石川遼(19=パナソニック)が左肩の違和感を理由に、大会直前にエントリーをキャンセル。同大会を2年連続で欠場した。これに対し主催者のトーシン・石田信文社長が不満をあらわにし、「罰金100万円」の現行の罰則強化を求めていた。

 理事会後に会見したJGTOの小泉直会長は「規定を見直さないといけないだろう。金銭的な罰則以外を設けるのかなど検討したい」と語った。欠場届と診断書があれば罰金は免除されるが、今回は石川から診断書が提出されていないという。このためJGTOは負傷による欠場とは認めず、石川に100万円の罰金を科すことを決めた。

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2011年9月13日のニュース