進化続ける“貪欲”福島、練習方法は50種類!?

[ 2011年8月29日 06:00 ]

<女子100メートル予選>準決勝進出を決め、涙を流す福島

陸上世界選手権第2日 女子100メートル

(8月28日 韓国・大邱)
 常に進化をみせる福島の強さの秘密は、練習に対する貪欲さにある。「レッドコード」というリハビリ器具を使って、逆さづりになりながら腹筋を強化するなど、ユニークなトレーニングを取り入れていることで知られており、北海道ハイテクACの中村監督も「(練習方法は)50種類はあるんじゃないか」と笑う。

 順風満帆に成長を遂げてきた福島をアクシデントが襲ったのは今季に入ってからだった。左ふくらはぎのけいれんで2度にわたってレースを棄権。「ストレッチが苦手」(福島)だったことによる準備不足が原因だった。

 そこで福島が取り入れたのが「TPT―STARTER」という器具を使った新ストレッチ法だった。米国の最新式トレで、筋肉の痛みの原因となるポイント(トリガーポイント)を円柱状の器具を転がしながら刺激し、体の筋膜を伸ばすことで運動機能を活性化させるものだ。運動前後や寝る前に取り入れ、けいれんは消えたという。6月末には追い風参考ながらも、11秒16の幻の日本新記録をマーク。そもそもはケガ防止を目的に取り入れた新ストレッチだったが、結果的にはこの日の快挙につながった。

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