良いメッセージ届けたい…ラグビー日本代表が会見

[ 2011年8月29日 19:12 ]

 9月9日の開幕が迫ったラグビーのワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会に出場する日本代表が29日、東京都内で記者会見し、菊谷崇主将(トヨタ自動車)は「熱い試合をして勝ち、日本に良いメッセージを届けたい。キーワードは速さで、攻守にスピードを意識したい」と抱負を話した。

 1987年の第1回大会から7大会連続出場となる日本は初の1次リーグ突破を目指す。祖国でのW杯開催にジョン・カーワン・ヘッドコーチは「W杯は人生最高の舞台で、選手とともに気持ちが高揚している。世界に日本の勇気を見せたい」と意気込んだ。

 代表チームは30日午後に成田から出発。31日朝にニュージーランドに到着後、オークランド近郊で合宿に入る。1次リーグA組の日本は9月10日の初戦でフランスと対戦する。

 ▼ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチの話 毎日毎日、練習に打ち込んだ選手たちに敬意を表したい。4年間の成果を出す時が来た。日本は実力を出し切れば、必ず好結果が出る。

 ▼菊谷崇主将の話 代表の30人は全員が尊敬できる男。この男たちがひた向きに80分間、走り回っているのを見てほしい。帰国する時には、倍の報道陣を集めたい。

続きを表示

2011年8月29日のニュース