岸本 準決勝進出も反省「タイムで拾われるとは情けない」

[ 2011年8月29日 12:30 ]

男子400メートル障害予選、49秒51で準決勝進出を決めた岸本鷹幸

 陸上の世界選手権第3日は29日、韓国の大邱で行われ、男子400メートル障害予選3組で岸本鷹幸(法大)は49秒51で5着となり、自動的に予選を通過する4着以内に入れなかったが、タイム順で拾われ30日の準決勝に進出した。安部孝駿(中京大)は4組7着、今関雄太(チームアイマ)は5組6着で予選落ちした。

 女子400メートル障害予選では日本記録保持者の久保倉里美(新潟アルビレックス)が56秒66の5組5着ながらタイム順で拾われ、3度目の出場で初の準決勝進出を果たした。

 ▼岸本鷹幸の話 冷や冷やでした。タイムで拾われるとは情けない。後半ばててしまった。初の世界舞台はすごく楽しかったけど、タイムに納得がいかない。

 ▼安部孝駿の話 やってやろうという気持ちでいったが、バランスを崩して失速してしまった。悔しい気持ちでいっぱい。最低限の走りもできなかった。

 ▼今関雄太の話 外国選手とはラストの強さに差を感じた。そこを対応しないといけない。自分の走りができなかった。落ち着いているようで落ち着いていなかった。

 ▼久保倉里美の話 良かった。遅れていたので最後は死に物狂いで走った。準決勝は百パーセントの力を出し、日本記録を更新したい。(共同)

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