新帝王ベケレ、まさかの棄権「右の太腿が…」

[ 2011年8月29日 06:00 ]

陸上世界選手権第2日 男子1万メートル

(8月28日 韓国・大邱)
 5連覇を狙った長距離界の新帝王、ケネニサ・ベケレ(29=エチオピア)が6000メートル付近で棄権。「右の太腿の状態が悪くて思うように走れなかった」と肩を落とした。

 しかし、同じエチオピア勢でホンダに所属するイブラヒム・ジェイラン(22)が、今季世界1位の英国のモハメド・ファラー(28)を残り50メートルで追い抜いて優勝。ベケレに代わってエチオピアにタイトルをもたらした。

 【男子1万メートル】
(1)イブラヒム・ジェイラン(エチオピア)27分13秒81
(2)ファラー(英国)27分14秒07
(3)メルガ(エチオピア)27分19秒14
(15)佐藤悠基(日清食品グループ)29分4秒15

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2011年8月29日のニュース