失格ボルトが声明「くよくよ考えても無駄。200に集中する」

[ 2011年8月29日 17:25 ]

28日の男子100メートル決勝でフライングで失格となり、頭を抱えるウサイン・ボルト

 韓国の大邱で28日に行われた陸上の世界選手権男子100メートル決勝でフライングによる失格となったウサイン・ボルト(ジャマイカ)が29日、代理人を通じ「連覇を逃してすごく落胆している。決勝で速く走る準備はできていた。だが過去をくよくよ考えても無駄だ。200メートルに集中する」との声明を発表した。

 前回大会で9秒58の世界新を出したボルトは400メートルリレーにも出場する意向を示した上で「とにかく体調はいい。ベストを尽くす」と意欲を語った。「(優勝した)チームメートのヨハン・ブレークとほかのメダリストを祝福したい」ともコメントした。(共同)

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2011年8月29日のニュース