琴奨菊10勝目!大関昇進に向け着々

[ 2011年7月21日 20:34 ]

琴奨菊が寄り切りで鶴竜を破る

大相撲名古屋場所12日目

(7月21日 愛知県体育館)
 琴奨菊が大関昇進に向け、着々と白星を重ねている。得意とは逆の右四つから、鶴竜の巻き替えで勝負に出て寄り切った。10勝目に「(相手が)もろ差しになって危なかった。自分は重いんだと言い聞かせながらやった」と笑顔だった。

 場所入りした際、同じ福岡県出身で20日に引退した浅香山親方(元大関魁皇)の激励を受け「頑張れと言われて、すごく励みになった」と話す。

 これで三役との対戦を全て終え、残りは平幕が相手。昇進の目安とされる直近3場所で計33勝には、あと2勝が必要で「これからが大事。後悔しないようにしたい」と気合を入れ直した。

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2011年7月21日のニュース