佐久長聖アベック初V 男子は杉並学院を撃破

[ 2011年7月16日 06:00 ]

平成23年度関東中学校ゴルフ選手権大会・第19回男子団体の部、第5回女子団体の部

(7月15日 さいたま市・大宮国際カントリークラブ=男子6095ヤード、女子5520ヤード、いずれもパー72)
 佐久長聖(長野)がアベック初優勝を成し遂げた。創部3年目の男子は2年生がそろって好スコアをマークし、杉並学院(東京)を1打差で振り切った。女子は2位に大差をつけて初出場初優勝。男子は8位、女子は5位までが全国中学校ゴルフ選手権大会(8月2日開幕、三重白山GC)の出場権を獲得した。

 <男子 奮闘2年生トリオ>佐久長聖が“2年生パワー”で関東を制した。気温34度の暑さをものともせず、昨年全国優勝した杉並学院を振り切った。原動力は68をマークした新村、71の迫田、77の金という2年生トリオ。新村は「暑さは気にならなかった。本当にうれしい」と胸を張った。創部3年目、同大会出場は2度目という若いチームが全国でも躍進する。

 <女子 圧勝!2位と13差>初出場初優勝を飾った佐久長聖の4人はそろって笑顔を浮かべた。4バーディーをマークするなど68の好スコアでチームを引っ張った真田は「初出場で優勝できてうれしい」とはにかんだ。3年前に就任した田中勝則監督は「ゴルファーとしてのゴールは大人になってから。伸び伸びやらせています」と型にはめない指導で選手の力を伸ばしてきた。「全国大会も楽しみ」と教え子たちをうれしそうに見つめていた。

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2011年7月16日のニュース