名古屋場所で興行復活 天皇賜杯や懸賞など再開

[ 2011年6月2日 19:17 ]

 大相撲名古屋場所の通常開催が2日、正式に決まり、半年ぶりに本場所が実施される。番付編成などを目的とした5月の技量審査場所では辞退した幕内優勝者への天皇賜杯や外部表彰、懸賞などが再開され、興行としての相撲が復活する。

 無料開放された技量審査場所と違い、入場券は有料。場所の開始と終了を知らせる各日のやぐら太鼓や力士名などが書かれたのぼりの設置、満員御礼の垂れ幕や優勝パレード、呼び出しの着物広告も再開となる。

 技量審査場所は東日本大震災の影響から両国国技館内で節電に努めた。愛知県体育館で行われる名古屋場所での節電について、友綱担当部長(元関脇魁輝)は「まだ聞いていない」と話した。

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2011年6月2日のニュース