被災地域の登録料を免除 スポーツ少年団10万人対象

[ 2011年6月2日 18:30 ]

 日本スポーツ少年団は2日の委員総会で、東日本大震災で被災した地域の団員と指導者約10万人を対象に2011年度の登録料を免除することを決めた。震災で登録が滞り大会に参加できないなどの影響を防ぐため。

 対象地域はスポーツ少年団がある宮城県、福島県の全市町村と岩手県の陸前高田市、大船渡市など沿岸部の12市町村。新規に参加する場合も手続きを含めて登録料が免除される。

 年間登録料は団員が300円で指導者は700円。約3700万円の減収になるが、各都道府県の少年団への助成金削減や経費節減で吸収する。

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2011年6月2日のニュース