上田春佳　潰瘍性大腸炎で欧州ＧＰ３戦欠場へ

　競泳女子自由形のエースで世界選手権（７月、上海）代表の上田春佳（２３＝キッコーマン）が潰瘍性大腸炎のために、今月上旬の欧州ＧＰ３戦の出場を取りやめた。２週間前に高熱が出て、その後も下血が続いていた。

　指導する平井伯昌コーチは「１週間とかで治るものじゃない。世界選手権には何とかベストに戻るようにしたい」と話し、今月中旬からの米国での高地合宿も回避する可能性がある。表彰台を目指すメドレーリレーの主力メンバーだけに、早期の回復が待たれる。