福島千里 決勝進出も左ふくらはぎけいれんで棄権

[ 2011年4月30日 06:00 ]

織田記念国際

(4月29日 広島広域公園陸上競技場)
 世界選手権(8月27日開幕、韓国・大邱)の代表選考会を兼ねて行われ、女子100メートルは日本記録を持つ福島千里(北海道ハイテクAC)が決勝を棄権した。レース直前に左ふくらはぎがけいれんしたため大事を取った。

 予選は終盤で流して11秒50で「この走りならこんな感じかな」と穏やかな表情だっただけに、関係者も驚きを隠せなかった。追い風2・6メートルの参考記録ながら、市川華菜(中京大)が11秒28で日本勢トップの2位、高橋萌木子(富士通)は11秒41で4位にとどまった。男子100メートルは小谷優介(立命大)が10秒28で優勝した。

続きを表示

2011年4月30日のニュース