「58」再現は?遼くん「期待されるのはうれしいが…」

[ 2011年4月30日 18:29 ]

第3日、16番でバーディーを決めガッツポーズする石川遼

 1年前、6打差を驚異の「58」で大逆転した舞台。再び首位に6打後れて最終日に臨む石川遼は「(大逆転を)期待されるのはうれしいが、二度とできないと思っている人も多いと思う。僕もその一人」と苦笑いを浮かべた。

 もっとも、トップとの差を3打詰めて「ノルマは達成」の第3ラウンドだった。大きかったのは376ヤードの16番(パー4)。1オンを視野に入れた林越しの第1打が、ピンまで42ヤードのバンカーへ。ここから難しい第2打を37ヤード先のグリーン端へ狙った通りに落として転がし、1メートルに寄せた。続くパットを沈めると自然とガッツポーズが出た。奇跡の可能性はごくわずかだが、不可能でないことは石川遼が一番、知っている。

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2011年4月30日のニュース