真央は6位も「今の調子で最高の演技ができた」

[ 2011年4月30日 22:58 ]

浅田真央の女子フリーの演技

フィギュアスケート世界選手権最終日

(4月30日 モスクワ)
 前回大会の女王・浅田真央は、ジャンプのミスも出て6位に終わったが「うっとりとしてもらえる演技ができるようにした」と、笑みを絶やさずに、最後まで滑りきった。

 SPで7位と大きく出遅れた。体重減によるパワー不足や調整の遅れを考慮して、佐藤信夫コーチはSPで安全策を勧め、フリーも「定石でいくと(3回転半は)なし」と話していた。それでも挑戦して失敗。オフにジャンプを基礎から見直す中でのシーズンを終えた。だが浅田は「百パーセントの出来ではないが、今の調子で最高の演技ができた。流れは良かった」と気丈に話した。

 ▼佐藤信夫コーチの話 私も今回ばかりは手探り状態でここまで来た。終わってみると(浅田は)平均的な力は出したと思う。いいときもあれば、ミスもあった。そういう中でやってきた。

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2011年4月30日のニュース