稀勢の里を意識 白鵬「稽古をつけたいという思いはある」

[ 2011年4月30日 17:55 ]

 技量審査場所で7連覇の懸かる横綱白鵬は30日、東京都墨田区の宮城野部屋で、出げいこに来た幕内旭天鵬らと非公開で稽古した。

 左手中指の突き指の影響が心配されるが、師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)によると、約30番取り、得意の左上手を引きつける際にも支障がなかったという。同親方は「気合の入った稽古をしていた」と説明した。

 29日の稽古総見では大関を狙う関脇稀勢の里が奮闘した。その稀勢の里に2連敗中の白鵬は「鳴戸部屋に行って稽古をつけたいという思いはある」と、週明けにも稀勢の里と稽古をして対策を練ることを示唆した。

続きを表示

2011年4月30日のニュース