北京五輪以来の復帰レース 為末「怖さがあったが…」

[ 2011年4月10日 15:04 ]

米ロサンゼルス近郊の記録会で400メートルに出場した為末大(中央)

 陸上男子400メートル障害の日本記録保持者、為末大(a―meme)が9日、ロサンゼルス近郊での記録会で400メートルに出場し、約2年8カ月ぶりの復帰レースを走った。タイムは48秒74と平凡だったが、来年のロンドン五輪に向けてスタートし「怖さがあったが、ゴールできて力も出し切れてよかった」と語った。

 2008年北京五輪後、両膝と左アキレスけんの痛みで実戦を離れていた為末は「今日で、五輪の決勝で戦う夢が見られそうという感触が得られた」と話した。今後は17日に金沢市での記録会、5月3日に静岡国際で400メートル障害を走る予定。5月8日のゴールデングランプリ川崎にも出場を希望している。(共同)

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2011年4月10日のニュース