久々タイガーチャージだ!66で3位浮上

[ 2011年4月10日 06:00 ]

マスターズ第2ラウンド、18番でバーディーを奪い、ガッツポーズをするタイガー・ウッズ

第75回マスターズ第2日

(4月7日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 66で回ったタイガー・ウッズ(35=米国)が通算7アンダーの3位に浮上。ロリー・マキロイ(21=英国)が通算10アンダーで首位に立っている。

 強いウッズがオーガスタに帰ってきた。首位を走るマキロイをはじめとする若い世代の台頭が目立つ中、大会4度の優勝を誇る男が前日の24位から一気に3打差の3位に浮上。9バーディー(3ボギー)を量産し、マスターズでは自己2番目となる66のスコアに「スイング改造の成果が出た。パットも入った。メジャーで66はとてもうれしい」と声を弾ませた。

 スタートの1番でボギーを叩いたが、8番からの3連続バーディーで波に乗ると、13番から再び3連続バーディーを奪った。最終18番では4メートルを沈めてバーディー締め。後半は31をマークし、決勝ラウンドへ弾みをつけた。マスターズで第2日に66をマークした97、01、05年はいずれも優勝。復活勝利へ心強いデータもあるが、「メジャーでは我慢がカギになる。まだまだ先は長い」と気を引き締め直した。

 ≪マキロイ タイガー「怖くはないよ」≫マキロイは4バーディー、1ボギーの69で回り、首位をキープした。2番で60センチにつけてバーディーを奪うなど、この日もショットが好調。「気分良くプレーできている。今週はビッグチャンス」とメジャー初制覇への意欲を見せた。ウッズが3位と迫っているが、「ウッズが優勝争いに加われば大会は盛り上がるだろうけど、自分の方が良い位置にいる。怖くはないよ」と強気だった。

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2011年4月10日のニュース