白鵬に特別表彰 偉業たたえ「土俵王」に

[ 2011年1月9日 17:19 ]

 大相撲の横綱審議委員会(横審)は初場所初日の9日、東京都墨田区の両国国技館で、歴代2位の63連勝を達成した横綱白鵬を特別表彰した。大鵬、北の湖、千代の富士の3横綱に次いで4人目で、本場所の土俵上での授与は初めて。

 横審の鶴田卓彦委員長が「偉業に対し土俵王の尊称を贈り、栄誉を長くたたえます」などと表彰状を読み上げ、東京芸大学長で横審委員の宮田亮平氏が制作したイルカと「63」をあしらった記念品を贈呈。館内は大きな歓声と拍手に包まれた。

 白鵬は昨年の初場所14日目から、11月の九州場所2日目に稀勢の里関に敗れるまで勝ち続けた。双葉山が持つ不滅の69連勝には及ばなかったが、9月の秋場所で4場所連続全勝優勝を果たした時点で、横審による特別表彰が決まっていた。

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2011年1月9日のニュース