早大 九州出身“仲良しFW”で勝負!

[ 2011年1月9日 06:00 ]

ラグビー大学選手権決勝

(1月9日
東京・国立競技場)
 ラグビーの大学選手権は9日、国立競技場で帝京大―早大の決勝を行う。上井草グラウンドで調整した早大は部歌「北風」を歌い、帝京大ジャージーを着たタックルダミーに飛び込む恒例の儀式で闘志を高めた。

 帝京大FW対早大バックスの戦いだが早大・辻監督は「FWがキーになる」と話す。特に1、2年生3人で構成する第1列はスクラム、密集サイドの攻防で重要な役割を担う。シーズン当初は若さへの不安もあったが、プロップ垣永は「1年で成長した」。ともに九州出身で仲が良く「話し合ってまとまって」きただけに「できることをしっかりやるだけ」と団結力での勝利を狙う。

 <帝京大 最多得点許さん!>史上5チーム目の2連覇を狙う帝京大は東京都日野市の百草グラウンドで最終調整を行い、重量FWを起点にした攻撃を入念に合わせた。岩出監督は「強みのFWを生かしたい。素晴らしい舞台で素晴らしい相手とできることをかみしめたい」と話した。早大は3試合で230得点を決めて29点で大会最多得点記録(03年度の2次リーグは除く)に並ぶ。フランカー吉田光主将は「ワセダを10点以内に抑えて勝つ」と闘志を高めていた。

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2011年1月9日のニュース