2年ぶりV目指す馬場 好調さ見せつけ、首位発進

[ 2010年10月22日 19:13 ]

 【マスターズGCレディース】一昨年4月以来遠ざかる優勝へ向け、最高のスタートを切った。馬場は「ショットがいい分、バーディーチャンスが多かった」と笑みを振りまく。今季は27戦でトップ10入りが12度。前週まで2週連続3位の好調さを見せつけ、首位を奪った。

 前半はバーディー発進後、グリーンを外す場面が多かったが、アプローチがさえてパーセーブ。折り返すと前週から試しているというパットのアドレスの工夫が功を奏し、4~7メートルのパットを決めて4バーディーを奪った。ボギーなしの好ラウンドだった。
 状態の良さは、技術の安定に加えて精神面の成長が支えている。昨年7月から米国在住の日本人のメンタルコーチに師事。主にメールや電話のやりとりで指導を受け、集中力が高まった。「勝つことも大事だが、強いプレーヤーを目指している」と目標は高い。
 賞金ランキングは現在4位で、トップのアン・ソンジュとは約5800万円の差があるが「どれだけ近づけるか。上を目指していきたい」と話す。ツアー3勝目へ向け「目の前の一打に集中する。ただそれだけ」と口元を引き締めた。

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2010年10月22日のニュース