五輪4大会連続出場の貫録…武田が12度目のV

[ 2010年9月30日 06:00 ]

 第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」(千葉国体)第5日は29日、千葉県各地で行われ、ボートの成年男子シングルスカルは、五輪に北京まで4大会連続出場した愛媛の武田大作(ダイキ)が12度目の優勝を果たした。バスケットボール女子は少年の北海道、成年の千葉が、ともに初優勝。同成年男子は千葉が2年ぶり5度目の制覇を果たした。

 <ボート成年男子シングルスカル>2連覇し、12度目の優勝を果たした36歳の武田だが「危なかった」と中盤まで接戦となったレースに苦笑いだった。「今年で一番面白い試合だった」と振り返ったレースの前半は群馬の栗原に食らいつかれた。だが750メートル付近でピッチを一気に上げて置き去りに。左ひざのケガで万全の状態ではなかったというが、五輪4大会連続出場の貫禄を見せつけた。

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2010年9月30日のニュース