“藍Pod”で集中…メジャーVに準備OK

[ 2010年9月30日 06:00 ]

パッティング練習場で自分が聞いている音楽を横峯さくら(左)に聞かせる宮里藍

 【日本女子オープン】宮里藍は大勢のギャラリーを引き連れて9ホールをラウンドした。練習日では大会史上最多となる1521人のギャラリーが来場。写真撮影もOKとあってシャッター音があちこちで鳴り響いた。

 宮里は集中力を保つために練習グリーンではiPodで耳をふさいでパッティングをチェック。注目度の高さは相変わらずだが「勝ちたいと思っても簡単には勝てないのがメジャー。それでも期待していただくのは問題ない」としっかり準備を整えた。

 <NHKが弾道測定器を導入>大会を中継するNHKでは、18番のティーショット用に弾道測定器を導入する。女子ツアーでは初の試みで、打ち出し角やスピン量を瞬時に解析できる。NHK関係者は「非力な女子選手が、どれだけ効率よく飛ばしているかを見てもらいたい」と語った。この日の計測で宮里のヘッドスピードは秒速40・7メートルで飛距離は239・6ヤード。一方、飛ばし屋のヤニ・ツェンのヘッドスピードは秒速44・8メートルとの結果が出た。

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2010年9月30日のニュース