伊達を破ったスキアボーネが4強進出

[ 2010年9月30日 17:57 ]

シングルス準々決勝を制して大喜びする、フランチェスカ・スキアボーネ

 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン第5日は30日、東京の有明テニスの森公園で行われ、シングルス準々決勝で全仏オープン覇者で第5シードのフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)はカイア・カネピ(エストニア)に7―5、4―6、7―5で競り勝ち、ベスト4進出を決めた。第8シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は予選勝ち上がりのココ・バンダウェイ(米国)に6―2、6―1で快勝し、準決勝に進んだ。

 3時間を超える熱戦を制したスキアボーネは最後のポイントを奪うとコート上で跳びはねて喜んだ。「積極的にポイントを取りにいき、ネットにも出られた」と笑顔で勝因を語った。
 ことしは全仏オープンで優勝するなどクレーコートを得意とするが、最近はハードコートも苦にしなくなった。準決勝に向け「簡単に取れるポイントはない。声を出して叫んでプレーし、点を奪いにいきたい」と闘志むき出しで臨む。

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2010年9月30日のニュース