好ショットで首位!美香 難コースにも攻めの姿勢

[ 2010年9月30日 18:25 ]

 【日本女子オープン】「ショットがすごくよかったので、アグレッシブに攻めても大丈夫だと思った」。多くの選手が守りに入る難コースに対し、宮里美は積極的に立ち向かった。

 前半の13番で1メートルにつけたのを皮切りに、好ショットを次々にピンにからめ5バーディー。ボギーは深いラフを渡り歩いた1番だけに抑えた。
 朝からの雨は深いラフを一層やっかいなものにしたが、逆にグリーンは止まりやすくなった。ドライバーでフェアウエーをキープした宮里美には攻めやすいコンディションだったのも幸いした。
 20歳のモチベーションを高めているのは、昨年大会での悔しさだ。2日目に首位に立ち、4打差をつけて最終日をスタートしながら、78と崩れ、6位に終わった。
 「スイングが速くなっていることに、後で気付いた。あれがプレッシャーなのだと思う」。オフに体重移動を抑えたスイング改造に取り組んだのも「いざというときに力を発揮できるように」という思いからだった。
 2日目以降「スコアや順位を気にせず、内容重視でプレーする」というのも、昨年の苦い経験で得た教訓だ。

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2010年9月30日のニュース