あの先輩が嫁取り日馬にアドバイス「酒飲むな」

婚約者のムンフジャラガル・バトトールさんと笑顔で橋を渡る日馬富士

　大相撲の大関・日馬富士（２６＝伊勢ケ浜部屋）が２９日、都内ホテルで婚約者のモンゴル人留学生、ムンフジャラガル・バトトールさん（２３＝岩手大４年）とともに婚約会見を行った。　

日馬富士は「僕が全部、一生懸命やって家族を守っていく」と宣言。バトトールさんは「幸せいっぱいの家族をつくりたい」と流ちょうな日本語で話した。挙式、披露宴は来年５月２８日に行う。
　昨年１２月に日馬富士の母の仲介で２人は出会い、今年の夏場所前に日馬富士から「僕も頑張るので子供をいっぱいつくってください」とプロポーズ。元横綱・朝青龍に婚約について相談したところ「家には早く帰れ」「お酒はあまり飲むな」とアドバイスされたという。元朝青龍は離婚経験がある上に今年２月には泥酔暴行事件で引退に追い込まれた。そんなモンゴルの先輩の“教訓”を胸に「温かい家庭をつくる」ことを誓った。
　「愛の決まり手は？」との質問に日馬富士は「首投げ（角界の隠語で女性と寝ること）」と即答し、笑いを誘った。関係者によるとバトトールさんは既に妊娠中。「子供は５～８人ほしい」と言う大関が愛のパワーで綱獲りを目指す。