高見 1差2位「優勝争いうれしい」

[ 2010年8月22日 06:00 ]

通算9アンダーで首位に1打差の2位につけた高見和宏

 男子シニアツアーのファンケル・クラシック第2日は21日、静岡県裾野市の裾野カンツリー倶楽部(6865ヤード、パー72)で行われ、“シニア・ルーキー”の高見和宏(50)がボギーなしの4バーディー、68をマークし通算9アンダーで首位に1打差の2位につけた。大会3連覇を狙う尾崎健夫(56)は通算1オーバーの41位で辛うじて予選を通過。初日トップのルアンキット・ブーンチュ(54=タイ)が通算10アンダーで首位をキープしている。

 高見が国内シニアツアー5戦目にして初めて優勝争いに絡んできた。「ドライバーもセカンド(第2打)も安定している」と10、18番のパー5はいずれも2オンして楽々バーディーを奪うなど絶好調。「(首位の)ルアンキットは凄い選手なんですよね。欧州シニアで3勝もしている。でもせっかくいいところまできているので頑張りたい。優勝争いできるのがうれしくてたまらないんです」と目を輝かせていた。

 <尾崎健夫“微熱続き”ギリギリ予選通過>インからスタートした尾崎健夫は最終9番パー5で2オンに成功。バーディーを奪って通算1オーバーで予選通過ラインをクリアした。「体調が悪くて、ここ数週間は38度前後の熱が続いている。目もおかしくて遠近感が合わない」と状態は良くない。この日も一時は通算4オーバーまでスコアを落とした。「(この大会は)2年連続優勝しているからね。最後まで頑張りましたよ。あしたもちゃんと回ってくる」と自分に言い聞かせるように話した。

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2010年8月22日のニュース