北島 今季世界最高で2冠 でも不安だった200メートル 

[ 2010年8月22日 11:55 ]

男子200メートル平泳ぎ決勝 2分8秒36で優勝した北島康介

 競泳のパンパシフィック選手権第4日は21日、米カリフォルニア州アーバインで行われ、男子200メートル平泳ぎは北島康介(日本コカ・コーラ)が今季世界最高の2分8秒36で圧勝し、100メートルと合わせた2冠に輝いた。

 北島は予選を2分9秒23でトップ通過。決勝で大きくタイムを伸ばし、2位のブレントン・リカード(オーストラリア)に1秒61差をつけた。21歳の冨田尚弥(中京大)は2分10秒99で4位、日本選手権3冠の立石諒(NECグリーン)は決勝に進めなかった。
 男子800メートル自由形の松田丈志(東海SC)は7分51秒87で3位に入り、同200メートル個人メドレーの高桑健(自衛隊)は1分58秒06で4位。
 400メートルメドレーリレーで男子の日本(古賀、北島、岸田、藤井)は3分33秒90で2位に入り、女子の日本(寺川、鈴木、加藤ゆ、上田)は3分57秒75で3位だった。
 女子200メートル平泳ぎの鈴木聡美(山梨学院大)は2分23秒83で4位となり、同50メートル自由形の萩原智子(山梨学院大職)は25秒49で8位だった。

 ▼北島康介の話 疲れました。200メートルに関しては泳ぎ切れるか不安だったけど、いいタイムが出て満足している。(共同)

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2010年8月22日のニュース