谷口拓「守らずガンガン」2度目の最終日単独首位

[ 2010年8月22日 06:00 ]

 【関西オープン第3日】2年ぶりVへ準備は整った。「最終日最終組を想定した」という谷口拓は、首位で並んでいた野仲と競り合いを演じ、通算10アンダーで単独首位に立った。

 18番は第1打を曲げて隣の10番まで行ったが「距離さえ分かれば(隣も)結構使える」と冷静にグリーン奥5メートルに運んで楽々パー。最終日を首位で迎えるのは初優勝した04年アイフルカップ以来2度目。「守らずガンガン行く」と強気に3勝目を狙う。

 <野仲は同い年の細川に対抗心>ツアー初優勝を狙う野仲は、首位の谷口拓に1打差で食らいついた。「今日は2日目と違ってティーショットが暴れた」と言いながらも、17番パー3では2メートルにピタリと付けて4つ目のバーディーを奪った。コースレコードを出した細川と同じ39歳。最終日に向けて「実績は(細川が)上だけど、負けないようにやるだけです」と、対抗心を燃やしていた。

 ▼4位山下和宏 6番でダブルボギーを叩いてしまって気持ち的に落ちた。最終日は今まで以上に頑張る。(71で3位から4位へ後退)

 ▼48位薗田峻輔 暑いせいもあって体力より集中力が切れた。最終ラウンドはアンダーパーで回りたい。(71とスコアを落とす)

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2010年8月22日のニュース