悪天候でスペンデッド…薗田スタートすらできず

[ 2010年7月2日 06:00 ]

1番、スタートティーに立ったものの雷雨による競技中断サスペンデッドでプレーできなかった薗田峻輔(右)

 男子ゴルフツアーのトーシン・トーナメント第1日は1日、三重・トーシンレイクウッドGC(7046ヤード、パー72)で行われたが、悪天候のためにサスペンデッドとなり、参加144人のうち36人しかホールアウトできなった。午後0時52分に中断すると、そのまま再開できず。第1ラウンドの残りは2日午前6時10分にスタートする。先週優勝の薗田峻輔(20=フリー)や、池田勇太(24=日清食品)はスタートすらできず、2日目は36ホールの長丁場になった。次週、欧州ツアーのスコットランド・オープンに参戦する石川遼は今大会には出場していない。

【第1R成績(暫定)


 日本人最年少の2週連続優勝を狙う薗田はティーグラウンドで競技開始を待っている時にサイレンが鳴った。雷雲接近のためクラブハウスへと引き揚げると、3時間半も待たされた揚げ句、サスペンデッドが決定。きょう2日は午前6時10分から36ホールを戦うことになり「疲れるだろうけど、別に不安はない。大学のリーグ戦で経験してるから」と苦笑いするしかなかった。同じくスタートできなかった池田は「(36ホールになるかどうかは)まあ、天気次第じゃないの」と不安定な天候を気にかけた。
 また、暫定首位と1打差の4アンダーで回っていた平塚は17番グリーンでプレー中止を余儀なくされ「ゆっくり寝られないじゃないですか」とがっくり。わずか1ホールあまりのために早朝にコースに来なければならず、ぼやくしかなかった。新設されたトーシン・トーナメントの記念すべき第1日はまさかの“水入り”となった。

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2010年7月2日のニュース