新たな野球賭博関与者なし…嘉風と尾車親方の謹慎なし

[ 2010年7月2日 22:17 ]

 大相撲の賭博問題を調べる日本相撲協会の特別調査委員会(伊藤滋座長=早稲田大特命教授)は2日、東京・両国国技館で会議を開き、回収を締め切った賭博の実態再調査で、野球賭博の新たな関与者はいなかったと発表した。

 当初全員の謹慎処分を求めた阿武松部屋について、全員ではなく若荒雄関ら8人を謹慎処分とした。野球賭博に関与したが常習性がないとして処分保留だった嘉風関と、師匠の尾車親方(元大関琴風)に謹慎処分は科さないことも明らかにした。
 あいまいだった謹慎の定義について、名古屋場所千秋楽(25日)まで自宅かけいこ場のいずれかにいることを原則とし、外出はその往復に限るとした。

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2010年7月2日のニュース