女子単の石川らが2回戦へ/荻村杯

[ 2010年7月2日 18:06 ]

 卓球の荻村杯ジャパン・オープン第2日は2日、神戸総合運動公園体育館で本戦が始まり、女子シングルス1回戦で石川佳純(ミキハウスJSC)が中国選手に勝って2回戦進出を決めたが、平野早矢香(ミキハウス)は中国勢に敗れた。福原愛(ANA)も中国選手と対戦。

 女子ダブルスでは昨年優勝の平野、樋浦令子(ミキハウス)組と福原、石川組がともに1回戦敗退した。
 男子シングルス1回戦は、水谷隼(明大)吉田海偉(フリー)らが順当に勝ち、同日の2回戦へ進んだ。

 ≪仮眠で敗戦をリセット≫石川は、福原と組んだダブルス1回戦で格下のスペインペアに敗れたが、シングルスでは4―2で中国選手を下して2回戦へ。ミスが多かったダブルスの後に20分ほどの仮眠を取り「頭をからっぽにして」臨んだことが功を奏した。
 2ゲーム先取から2―2と追い上げられるなど、決して楽な試合ではなかった。「相手が攻めてきていた。わたしも思い切ってやらないと」。奮起して振り切り、精神面の強さを感じさせた。

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2010年7月2日のニュース